近年よく耳にする“ 災害級の暑さ ”
文字通り”災害と言えるほど高い気温”のことです。
2018年の7月、日本各地で40℃を超える記録的な猛暑が続き、
同年7月23日に気象庁が異例の記者会見を開きました。
その記者会見中において、
「1つの災害と認識している」
「気温が高い状態は8月上旬にかけて続き、熱中症で命を落とす危険性もある」
と、連日の猛暑に関する説明と注意喚起をしました。
気温の高さを“災害”と表現したのは気象庁設立以来初めてのことでした。
連日続いた記録的猛暑を、“ 災害級の暑さ ”とメディアで伝えたことで世間に広がり、
2018年度の流行語大賞にノミネートされ、結果、10位以内にランクインしました。
被害としては、熱中症で救急搬送された人が過去1番の9万人を超えました。
その次に多かったのが、2013年の約5万8千人だったことを考えると、
この暑さによる被害という面では、過去に類を見ない年だったと言えるでしょう。
みなさん、熱中症警戒アラートが発表されたら
外出を控え、暑さを避けましょう。
また、のどが渇く前にこまめに水分補給を心掛け、塩分も忘れないようにしてください。